酵素風呂に適した温度!酵素は低温で温まるの?高温で温まるの?
酵素風呂って、そもそもどれ位の温度が適切なんだろう?と気になりませんか?
高温が良いのか、低温が良いのか、いろいろと気になられている方も多いはずです。
酵素風呂に適した温度について、解説していきます。
酵素風呂に適した温度ってどれ位?
お店の酵素風呂は檜のおがくずや米ぬか、薬草等に酵素原液を混ぜて自然発酵を促します。
その過程で自然に熱が発生し、温度はだいたい60度程になります。
普通、お風呂のお湯が60度に達してしまうと熱くては入れません。
しかし自然発酵したおがくずなどはそもそも熱伝導率が低く、体感温度は私たちが通常入浴する40度くらいになるのでとても気持ちよく感じます。
自然の摂理を上手に利用した温浴方法なのが、酵素風呂なのです。
酵素風呂サロンなどではパウダー状になったおがくずや米ぬかに直接体を埋めることにより温浴効果が高まり、老廃物が排出されやすくなるのです。
現代人はエアコンにより常に快適な環境で生活できている反面、汗をかくことが少なく体温の調節がうまくいっていないことが理由で不調を招いている方がたくさんいらっしゃいます。
定期的に汗をかく事で免疫力自体をアップさせることができ、病気予防にもなります。
また汗をかくことで汗腺が刺激されます。
冷え性で汗をかきにくい体質に悩まされていた方でも日常生活で少し体を動かすだけでじんわり汗をかくようになるので、慢性的な肩こりや冷えからくる不調、さらにはイライラまで軽減されるという報告もあるほどです。
酵素は煮沸すると死滅する
酵素は高温に弱く、60度~70度より熱くなってしまうと死滅してしまう特性を持っています。
酵素ドリンクの中には瓶詰めの際に高温殺菌している商品もすくなくなく、最近では生酵素というカテゴリーもできるほどです。
熱を加えてず自然発酵されたものは、効果が高いと言えます。
微生物が自然発酵する温度の恩恵を得て人間の自然治癒力と高められると言うのは自然環境にもよく人間の健康も脅かされることはないのです。
まさに共生共存です。
酵素関連の商品を購入する際に気を付けるべきポイントは、購入しようとしている酵素商品がどういった製造過程で作られたものなのか?
そして熱処理は何度で施されたものなのか?
などを事前にチェックしておけば自ずといい商品であるかどうかの判断はつくようになりますので是非温度管理は購入の際の判断基準にしてみてください。
酵素入浴剤に適したお湯の温度は?
酵素入浴剤の購入を検討する際、効果が高まるお湯の温度があるのか気になるところですよね。
人が入るお風呂のお湯の温度では、酵素の働きが死滅するわけではないので40度前後のお湯の温度で問題はありません。
但し熱湯を沸かしてお風呂に入っている方は、適温に調節してから酵素入浴剤を入れましょう。
熱湯では酵素が働かなくなるからです。
気持ちがいいなと感じる事も重要ですので、入浴後にじんわりと汗をかく温度に設定しておくと酵素入浴剤の効果もアップします。
夏に自宅で酵素風呂を楽しみたい場合、ぬるめのお湯に酵素入浴剤を入れてじっくり入ると夏でも冷え知らずで快適に過ごせます。
酵素の温度に関するまとめ
酵素全般に言えることですが、微生物が活発に作用する温度帯と言うのが存在します。
その温度は高温でも60度程です。
微生物の種類によってはもう少し高い70度程まであがることもあります。
高温になったり煮沸することで酵素の働きはなくなってしまいます。
酵素の特徴を理解しておくと効果的に入浴できます。